皮膚は内蔵の鏡と言われていて、内蔵の様々な問題が皮膚に現れてくるのが 皮膚病と言えます。
ですから、漢方では、にきびは皮膚の問題というより、体全体の問題として 捕らえています。
にきびを考える時、生活のバランス、食事のバランス、
精神的なもののバランスなども考慮しなければいけません。
勿論、洗顔や化粧品の問題も考慮する必要があります。
また、にきびとよく間違われやすい物に、扁平性疣と、月経疹があります。
扁平疣は、ニキビと同時にみられる事が多いようです。
これは、イボの一種ですから、漢方でもイボの治療を考えて、
イボに良く使うもの、たとえば板藍茶やヨクイニンなどを使います。
月経疹は生理の前に酷くなる赤みの強いものです。
この治療は、ホルモンのバランスを考えて、血液の浄化を中心に考えていきます。
また多嚢胞性卵巣といって、排卵障害があり、男性ホルモンが高い人は、使う漢方薬が違ってきます。



漢方的ににきびは、

肝鬱気滞タイプ
  ストレスや生活のリズムが悪いため、気の流れが悪くなっているタイプ
            疏肝利気の作用のある漢方薬をよく使います

淤血タイプ
  血液の汚れなどが原因
         活血化淤の作用のある漢方薬などを使います  

痰湿タイプ
  水の流れが悪いタイプ
        痰湿を取り除く作用のある漢方薬などを使います

湿熱タイプ
  毒素が多いタイプ
  湿熱をとる漢方薬などを用います  

気血両虚タイプ
  冷え性で貧血タイプ
          気血を補うような漢方薬を用います

といった方法で治療していきます。
勿論、これ以外にもいろいなタイプがあり、それらが複雑にからみあっている場合もあります。


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